試験勉強についてー1ー
私自身は寺院の生まれで、小学生の頃に得度はしました。得度以降に、お経の練習や仏教についての勉強をすることはありませんでした。
したがって、ほとんど何もない状態から教師試験検定についての勉強をスタートしました。
1 用意したテキスト類
過去問2冊「教師試験検定問題集14・15」
「大乗の仏道」:仏教学
「教団のあゆみ」:法規(真宗学)
「真宗の儀式」:声明作法
「真宗大谷派宗憲・宗教法人法」:法規
「真宗大谷派御文拝読稽古本」:声明作法(御文)
こうやって書いてみるとたくさんありますね。。。元々実家にあったものもありますが。
2 試験4ヶ月前〜3ヶ月前
勉強や準備をスタートさせたのは、4ヶ月前ぐらいだったと思います。過去問を初めて見た時は、「こんなの絶対無理・・・」という思いでした。一番簡単そうに感じる読み方と意味を答える問題ですら、手も足も出ないという状態でした。
Youtubeを見て、まずは仏教学の勉強をスタートさせようと思い、「大乗の仏道」を読むことにしました。(このYoutubeがなければ、何を勉強して良いのか全くわからず、途方に暮れていたと思います。感謝です。)
「大乗の仏道」はページ数も多く、予備知識もほとんどないことから、なかなか読み進めることができずに苦しい日々でした。何とか1周読み終えましたが、内容についてはイマイチ理解できていない状態で、過去問を見ても答えられるような状態ではありませんでした。
「仏教」のことをあまりにも知らなすぎるから、内容が入ってこないのだと考え、子ども向けや一般の方向けの仏教に関する本を数冊読むことにしました。
私としては、この4冊の書籍を読んだことで、仏教全体を何となくイメージすることができるようになりました。(元々何にも分かっていないような状態だったので・・・)また、どの本にも共通して出てくるキーワードは、重要なことなのだと思い、「大乗の仏道」の2周目を読む際にも、気をつけて読むようにしていきました。
このようにして、①「大乗の仏道」➡️②「子ども向け、一般の方向けの仏教に関する本」➡️③「大乗の仏道(2周目)」という流れで勉強を進めました。私のように、予備知識がない方は、②からスタートしても良いのではないかと思っています。
時間はかかりましたが、2周目を読み終える頃には大まかな内容については理解ができるようになっていたと思います。過去問を確認して、出題されている部分は特に注意しながら読んではいましたが、実際に過去問を解くことはこの頃はしていませんでした。
この時期はまだ時間があるという思いもあり、あまり集中して取り組んでいませんでした。1ヶ月ぐらいはこのような勉強をしていたと思います。この頃は、仏教学の勉強のみでした。
続きは、次回の記事で。